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大学の講義の受け方:ノートを取る

keiolibarts:「講義ノートの取り方」 アカデミック・スキルズ

最近慶應大学のYoutubeチャンネルをゼミの指導の参考にするために見ている。
上記はその一つである。

いろいろと基本的なことから視聴しているのだが、まさかノートの取り方まで確認する必要はなかろう。。。と思いつつ見てみた。必要があった。

私にも気付きがあった。学生からの授業のフィードバックで「ノートが取れない」というコメントを何度かもらった。正直その時はあまり理解ができなくて

「ノートを取れないのは、取り方に問題があるのでは?
授業内容を丸写ししようとしているのでは?」

と思っていた。その通りだった。

動画の中にもあるとおり、高校までの授業では板書をノートに写すことを求めていることを思い出した。私は高校の頃から丸写しをすることに意味が全く見出せず、いわゆる大学のノートの取り方を実践していたわけだ。怒る先生もいたが、、、意味が見出せないことはできない。だって教科書に同じことが書いてあるんだもん。

動画内でも説明がある通り、大学では丸写しのノートは取らないし、取れない。そんなペースの授業もできない。講義を聞いて、重要だと思うこと、関連する知識などをメモするといったスタイルだ。もちろんそうするためには、しっかりと講義内容を聞いてまず「理解」することが重要である。ノートが取れるかどうかは本質ではない。講義内容を理解する必要する補助としてノート、というかメモがあるのだ。

あなたが、例えばある講演会に参加したとしよう。自分の興味のある事柄について話すらしい。その講演会に行くと、もちろん集中して聞くだろう。隣で、講演会の内容を全て書き取ろうとしている人がいれば「なんでそんなことをしているんだろう?」と素直に疑問に思うだろう。正直、私からしてみれば常にそういう気持ちである。そして大学では「講義」を行なっている。

ただ今回の動画を通して、戸惑う学生がいるもの理解できた。誰も「大学の講義とはこういうもので、ノートはこう取りますよ」と説明してくれなかったからなんだなと。大学で求められるのは、自分で考え結論を出す、つまり学問をすることである。ここまで甘やかしてしまっていいのだろうかと考えつつ、実際問題として伝えた方がいいのだろうなと。

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